相続放棄とは、相続人が遺産を受け取ることを放棄する手続きのことです。
横浜市においても、相続放棄手続きを自分ですることができますが、
思わぬトラブルやデメリットを被ることもあります。
今回は、横浜市で相続放棄手続きを自分でするメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。
相続放棄手続きを自分で行うメリット
横浜市で相続放棄手続きを自分で行うメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
1.手数料を節約できる
相続放棄手続きは、弁護士や司法書士に依頼すると手数料が発生します。
しかし、自分で手続きをする場合は手数料を節約できます。
横浜市の場合、相続放棄届を提出するだけで手数料はかかりません。ただし、必要な書類を作成するために印紙代やコピー代などの費用はかかることがあります。
2.手続きがスムーズに進む場合も
弁護士や司法書士に依頼する場合、その都度面談や打ち合わせを行う必要があります。
しかし、自分で手続きをする場合は、自分の都合に合わせて手続きを進めることができます。
そのため、手続きについてきちんと理解することができていれば、代理人に依頼する場合よりもスムーズに手続きを行うことができることもあります。
3.法律知識を身につけることができる
自分で手続きをすることで、相続放棄に関する法律知識を身につけることができます。
また、相続放棄手続きを通じて、遺産分割や相続税などについても学ぶことができます。
これらの知識は、将来的に自分自身の相続を考える際に役立つこともあります。
相続放棄手続きを自分で行うデメリット
1.手続きに時間がかかる
自分で手続きをする場合、必要な書類の作成や手続きに時間がかかることがあります。また、手続きに不備があった場合は再度手続きを行う必要があります。手続きにかかる時間は、相続人の人数や遺産の価値によって異なるため、事前に時間を十分に確保しておくことが大切です。
2.書類の作成に専門知識が必要
相続放棄届の書類作成には、専門的な知識が必要です。また、相続人が複数いる場合や相続分の計算が必要な場合など、1件1件シチュエーションが異なるため、自分で調べながら書類作成をする場合でもかなり難易度は高いと言えます。
書類の作成に誤りがあった場合、手続きが遅延することがあります。
思わぬトラブルに巻き込まれることもある
相続人同士の事情や意向を踏まえ、総合的に判断をした上で相続放棄を行わないと、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
専門的な知識がない中でこうした状況に対処することは難しく、トラブルを避けるためには専門機関に手続きを依頼することをおすすめします。
相続放棄手続きは専門事務所への依頼をおすすめ
上記を総合して、当サイトでは相続放棄手続きを自分で行うことはあまりおすすめしません。
横浜市内には定額料金で相続放棄手続きを行なってくれる事務所が複数あるため、
そうした機関に無料相談をした上で、手続きを依頼することをおすすめします。
自分で手続きを行いたい場合でも、一度無料相談を利用してみる方が良いでしょう。
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